2024年1月27日(土)日本社会関係学会 月例研究会
「政策研究ゼミ」「社会関係事典ワークショップ」「政策研究フォーラム(教員の勤務環境と職能形成)」*終了しました

日本社会関係学会では、以下のような月例研究会を定期的に開催しております。
「政策研究ゼミ」は、大学院生など初学者を対象にしたゼミ形式の研究会です。修論・博論を含む研究論文の執筆を支援します。
「社会関係事典ワークショップ」は、参加者が収録用語を分担執筆して社会関係事典を作成する会員参加型プロジェクトの編集会議です。
「政策研究フォーラム」は、公共政策、社会問題、市民社会などに関する幅広いテーマについて、毎回ゲスト講師等による講演や研究報告を行います。
三つの研究会は同日に連続して開催され、全部参加することも、一部だけ参加することもできます。
また、会場での参加のほかオンラインでも参加可能です。
会員はもちろん非会員でも無料でご参加いただけますので、皆様の研究ネットワークや学生への広報にご協力いただければ幸いです。

参加ご希望の方は、下の【参加申込方法】に従い、1月25日(木)までに事前申し込みをお願いします。
ぜひ多くの皆様にご参加いただければ幸いです。


日時:2024年1月27日(土)13時~17時
会場:日本大学経済学部7号館4階教室
(時間帯がこれまでと変更になっていますので、ご注意ください)

住所:東京都千代田区神田三崎町

JR水道橋駅から5分程度または地下鉄神保町駅から徒歩10分程度。
https://maps.app.goo.gl/xw84TBCFhH9bgksY8
オンライン:参加申込者に対して前日1月26日(金)にZOOMリンクをお送りします。


プログラム
13:00~14:00 政策研究ゼミ

大学院生など初学者を対象に、参加者の研究報告を受けて議論し改善のためのアドバイスをいたします。
今回は、以下の方々に報告していただきます。
陳秋伊 Chen.Qiuyi:東北大学大学院情報科学研究科博士後期課程1年
Why Don’t Donors Trust Nonprofits Anymore? Challenges that Nonprofits Face on TikTok
小阪杏名:京都大学大学院社会健康医学専攻博士後期課程1年
報告タイトル:TBA


14:15~15:15 社会関係事典ワークショップ

多くの参加者の共同執筆でオンライン版及び冊子版の社会関係事典の編集を行います。
新規・改定原稿は1月22日(月)までに事務局までお送りいただければ編集の上、今回の検討対象とします。
本プロジェクト参加者には、追って最新の編集済み原稿と用語リストをお送りします。
随時新規参加者を募集しています。編集方針や執筆要領については、学会事務局までリクエストしてください。


15:30~17:00 政策研究フォーラム

「教員の勤務環境と職能形成:採用時期の異なる二つの初任者教員調査の比較を通じて」
講師:妹尾渉・国立教育政策研究所教育政策・評価研究部総括研究官


今回のねらい
近年、教員の世界でも働き方改革が始まっており、それが初任者教員の職能形成に影響を与え、ひいては生徒の学び方や習熟度にも影響すると考えられます。
今回は、国立教育政策研究所の妹尾渉氏に、パネルデータを使った興味深い実証分析の結果を紹介していただきます。

講師より
報告者が参加する研究グループでは、過去10年以上に渡り、複数の自治体で教員を追跡したパネル調査を実施してきた。
本報告では、その調査の一環として実施してきたA県の初任者教員を対象とするパネル調査の分析結果の一部を紹介する。
A県においては、採用時期の異なる世代の初任者教員を追跡したパネル調査(旧調査2013~2015年度、2019~2021年度)を実施してきた。
この間には、A県でも、小中学校種での採用倍率の低下、働き方改革による勤務管理の変化、初任者のためのメンター制度の導入など、採用・勤務環境に変化がみられた。
本報告では、これらの世代の異なる二つの初任者教員調査の比較を通じて、新規採用教員の属性や職能スキルの変化、労働環境の変化、さらには、世代に関わらず初任者教員の職能成長を促す要因などについて検討を行った。

講師ご略歴
大阪大学大学院経済学研究科修了、経済学博士。2012年より現職。主著に、「学級規模の縮小は中学生の学力を向上させるのかー全国学力・学習状況調査(きめ細かい調査)の結果を活用した実証分析 」『国立教育政策研究所紀要』第145集(共著、2016)、『学力・心理・家庭環境の経済分析 全国小中学生の追跡調査から見えてきたもの』有斐閣(分担執筆、2016)、『教員評価の社会学』岩波書店(分担執筆、2010)など。


17:30~19:30 交流会(対面のみ)

会場近くの水道橋、神保町界隈で交流会を予定しております。(参加費4千円~5千円程度)
気軽にご参加いただき、イベント参加者と交流をお楽しみいただければ幸いです。


参加申込方法

ご参加ご希望の方は、グーグルフォームにご記入の上、1月25日(木)までに送信してください。

登録されたアドレス宛に自動的に回答のコピーが返信されます。
また、イベント前日の1月26日(金)に研究会に参加するためのZOOMのリンクや会場詳細案内をお送りします。

それでは、多数のご参加をお待ちしております。

日本社会関係学会研究会担当
山内・立福・小川・戸川

これまでの月例研究会と今後の予定

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