ソーシャル・キャピタル研究会(2022年11月17日(木)19時30分~21時 Zoom開催)
講師:瀧川裕貴・東京大学准教授 *このイベントは終了しました

演題:「計算社会科学からの社会関係資本研究分析手法の最前線」

瀧川裕貴先生は総合研究大学院大学研究員、東北大学文学研究科助教、准教授を経て2022年より東京大学大学院人文社会系研究科准教授。博士(社会学)(東京大学大学院人文社会系研究科)

研究キーワードは理論社会学、数理社会学、計算社会科学、方法論、文化社会学、ネットワーク分析、社会階層論、人工知能。多数のご高論を執筆されていますが、書籍も『計算社会科学入門』『ソーシャル・キャピタルと社会』など多数に共著者としてご執筆されています。

以下、瀧川先生 Research Map (https://researchmap.jp/takikawa)からの抜粋です。

理論社会学、数理社会学、計算社会科学を専門としています。計算社会科学とは、オンライン上の観察データやデジタル化された歴史データなどのビッグデータ、大規模デジタル実験によるデータについて、機械学習や人工知能モデルによる分析を駆使して、社会現象の解明に迫る新たな学問分野です.私は、この分野を、社会学における理論と実証をつなぐための新たな方法として位置付けています.数理モデルにより表現された社会学理論を、計算的手法を用いて実証することにより、新しい社会学、すなわち計算社会学を確立することが最終的目標です。

現在取り組んでいる研究課題としては
1.デジタルトレースデータ(主としてTwitterデータ)とデジタル実験を用いたインターネットにおける
  分極化と公共圏の成立可能性についての研究
1.位置情報データを用いたCOVID-19の感染ダイナミクスと社会的格差の研究
1.国会図書館デジタルライブラリを用いた人の福祉と主体性概念の意味次元の歴史的変化の解明
1.意味構築メカニズムを中心とした理解社会学の計算論モデルの確立
などがあります.



参加申し込み方法

本研究会は稲葉陽二が主宰するもので、稲葉が担当する日本大学大学院法学研究科経済政策特殊講義Ⅱの公開授業として実施するものです。参加費無料ですが事前申込みが必要です。また、ご案内さきの一部について日本社会関係学会からのご助力をいただきますので、日本社会関係学会との共催としますが、非会員の方にも無料で公開いたします。

以下の申込みフォームから事前申込みをお願いいたします。
ご入力いただいたメールアドレス宛てに11月16日(水)までにZoomの招待URLをお送りいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSccVMCe2QTTsmvO9gDUA1zetpqjZhtr-AuRKRF69cbq5Eouwg/viewform

これまでの研究会と今後の予定

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